ワーリー・ホウズの作品
ファイアー・ツリー 2002 レユニオン島
ワーリーは、半磁器の白土で作品を作ります。
彼にとって器は、同時にキャンバスでもあります。
作品は、食器から、オブジェまで幅広く作ります。
そして、器は、満遍なく絵付けがされ、
内側と外側がつながります。
その絵は、愉快でもあり、ワー、かわいいというときもあり、
時にはアブストラクトなものもあります。

インスタレーションの仕事
この坂道を転げ落ちるような玉は、ビンドゥーというシリーズでワーリーが作る玉のオブジェです。
ビンドゥーとは、もともとはインドの女性が額につける丸い点ののことですが、ワーリーは、そのドット・点を立体に展開させ球体を作りました。
その球体は、チェコでは、電話ボックスから転がりで、常滑では坂道を転がりました。
今の仕事場では、入り口に赤い玉が置かれています。

Beens make you Fart (豆を食べるとおならが出る)というタイトルの作品です。
この作品は、美濃国際陶磁器展に入選しました。
ワーリーは、人形というシリーズで、150センチほどの女性像を作りました。この写真は、常滑のワーリーの工房(1995〜1999)の窯の中のギャラリーに展示したものです。人体、マスク、トルソーなどが作られ、金沢のINAXギャラリーでも展示、発表されました。
常滑市の共栄窯ギャラリーにある窯のギャラリーの中で、窯の壁面を様々な人達から寄せられた写真でおおうというインスタレーションをおこないました。
そのほか、’京を創る’という公募展で選ばれ、嵐山にある法輪寺に’池’のインスタレーションをしました。
ファイアーツリー
ワーリーは、キール大学時代、イギリスのストーコントレントという町で過ごしました。
そこは、やきもので有名な町で、今でも大きなボトルキルンがたくさん残っています。
そのボトルキルンの形をからインスピレーションされてできた作品です。
それは、ものを焼くための窯ではなく、窯自体が作品です。
焼かれるプロセスで煙突から出る炎が枝となり、ファーアーツリ‐という木に変容するというインスタレーションです。
この作品は、イギリス、スペイン、フランス領のレユニオン島で制作されました。
今年、6月、イギリスのワイシングアートでも、制作デモンストレーションされました。
その様子は、レポート・ワイシングアートの中でご覧ください。