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私の好きなモノ
私は「これからや」客暦10年。これは飽きっぽい私の人生の中では誇るべきことの一つだ。なおかつ不愛想で高飛車と不評だったが店員も3年間やった。ともかく私の生活の中に不可欠の商品がここには沢山有るからだ。
実は店主の由佳ちゃんから「ボディクレイ」について書いてね、と頼まれた。「いいよ」と答えたすぐあとで、シャワーを浴びるために風呂場にいった。ねんどのソープで身体と頭を洗い、ねんどのトリートメントで髪をトリートメントしながら考えた。考えながら半分以下に薄ぺらくなった絹の軽石でかかとをこしこしこすった。
その時ひらめいた、私が一番数多く人にすすめた商品はこの絹の軽石をおいて外にはないことを。最初にこれを手にとった時の感想は「何これたかが軽石が1200円もするなんて」だった。お客さんにももしかしたら「たかいですよね〜」なんて不遜な発言をしたかも知れない。今はそのことを深く深く反省している。
ある時商店街の観楓会で温泉にいって、由佳ちゃんご愛用のこの優れものを使う機会を得た。実に運命的な出合いと言える。余談なのだがほとんど泥酔状態だったのに、その使用感の心地よさに「まいった〜」。次の朝かかとが20代のモノに戻っているではないか。それからの私はまるで絹の軽石の伝道師のごとく温泉、銭湯には必ず持参、同行の友人はその使用の心地良さを実感。あくる日には十中八九というより十人が十人「あれはどこで買えるの」と電話をしてきた。私は鼻の穴を膨らませて自慢げに「これからやで買えるから、買ってきてあげる」と答えたものだった。環境雑貨とか自然食品とか、そういうことに全く興味のない人がほとんどだった。
使ってみたらいい物は分かる、これが今私の確信。中学時代からの友人の一人が「あなたの店で一番のお勧めを買うわ」と店に来たことがある。私の勧めたのはもちろん絹の軽石にきまっている。それから一月後彼女のお母さんが「お久しぶりです」長々のごていねいな挨拶の後「あの絹の軽石を10個送ってください」とわざわざ東京から電話をしてきた。ムカデじゃあるまいし〜なんて思ったけど嬉しかった。
みなさんぜひ使ってみてください。
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