生態偏

No.24 キンチャクガニ(Lybia tessellata)の詳細

ダイバーに人気のあるキンチャクガニ。成体でもサイズが15mmくらいと小さい上に、良く逃げ回るので細かい所まで分からないと(Yanagisawaが勝手に)思い、今回詳細編を作りました。また、同旅行中に撮影できたヒメキンチャクガニも載せておきました。

一般的に左の様な石の隙間などに隠れるようなして暮らしています。

注:キンチャクガニがshrimpなのか? という突っ込みはしないで下さい。キンチャクガニは当然カニです。

それでは、詳細説明ということで、以下の写真を見て下さい。

キンチャクガニ/Lybia tessellata

キンチャクガニ正面図 キンチャクガニ背面図
キンチャクガニの特徴はイソギンチャクを持っていることと、派手な甲羅の色彩と思っています。色彩は茶色と薄黄色からなる亀甲状の模様で腹側まで及んでいます。

当然ですが、左右で色彩に変化はありませんね。

でも、派手な色彩ですよね!

キンチャクガニ 左側面図

キンチャクガニ 右側面図

さて、特徴のもう一つのイソギンチャクについてです。

まず、このイソギンチャクは、カニハサミイソギンチャクという和名を持っていますが、その生態は不明だそうです。どこに生息しているのか分からず、カニがどこからか探して持っているらしいです。

また、左写真の様に、イソギンチャクはガニに付着しているのではなく、あくまでカニが自分の意思でハサミで挟んで持っています。

聞いた話では、カニは食事の時にこのイソギンチャクを地面に置き、ハサミで餌をハサミで拾い食べ、またイソギンチャクを挟み持つそうです。

それでは、おまけ映像ですが、

ヒメキンチャクガニ(Lybia caestifera) 正面図 ヒメキンチャクガニ(Lybia caestifera) 背面図

ヒメキンチャクガニもキンチャクガニと同じようにイソギンチャクをハサミで持ち、見えにくいですが一部に亀甲状の模様があります。全身を薄い毛で覆われている為に色彩は見えにくく、また、サイズが一回り小さい為にダイバーからは見向きもされてない見たいですね。

 

研究者の方へ:コメントありましたら是非お教え下さい