生態偏 2007.7.14

No.38 Periclimenes venustus   の腹部の斑紋

以前にも書きましたがアカホシカクレエビのお尻の部分の色彩は色々あります。でも、よく分からないといわれる方が居たので集めてみました。

また、西表で「ナデシコカクレエビとニセアカホシカクレエビの区別がこの模様でできる」と考えている方居たそうですが、間違いです(いずれ分類のページを作ります)

さて、よく見かける色彩:(以下パターン-1と呼ぶ)
解説1:楕円形の模様の中心が広い面積で白く、前後各2点(計4点)の紫色の点があるタイプ。中心の白い部分は、色がない場合(透明)もあるし、白色の場合もある。

一番多く見かける気がします。

これも比較的よく見かける色彩:(以下パターン-2と呼ぶ)
解説2:パターン1よりは個体数が少ない(気がする)が、まあまあ見かける色彩。広く大きい白い色彩の前方側のフチ側が少し桃色になるが、その周囲は白色。パターン-1の前方の紫色の斑点が薄れたというよりは、白色の中の一部が着色したような感じ。パターン-1の個体より大きい固体に多い貴がする。
パターン-2よりはく見かける色彩:(以下パターン-3と呼ぶ)

解説3:大きい個体で四組かセル気がします。白い点の前後には紫色の斑点はなく、白い面積全体もパターン-1、-2より大きい。白い面積の内側には桃色〜紫色の色彩を持つ。

パターン-1の変形?色彩:(以下パターン-4と呼ぶ)

解説4:パターン-1同様紫の斑点が前後にあるが、白色が極めて少ないタイプ。パターン-6(後述)と同じと言えばよく似ているが、形状が異なるので個人的には分けて見た。

パターン-3の変形?色彩:(以下パターン-5と呼ぶ)

解説5:パターン-3とパターン-1の中間的な色彩。個体的にはパターン-3より小さいので、パターン-5の個体が成長してパターン-3の色彩sになるのかなと個人的には思っている。(Yanagisawaの基本的な考え:成長の過程で色彩も変化していくと考えてます。)

めったに見ない色彩:(以下パターン-6と呼ぶ)

解説6:パターン-6は写真写りもよく水中でもよく気になるので、生態編No.18でもニセアカホシの例として載せました。パターン-4とも配色は似ているが、パターン-6は、前部分の紫部分が”く”の字状になっているのが、特徴と(個人的に)決めている。上記2個体を例にした比較だが、ニセアカホシカクレエビの全体的にある紫色、白色の斑点の少ない個体が、パターン-6の色彩が多い気がする。

さて、皆様如何でしょうか?ここのコメントはあくまでYanagisawa個人的な見解に基づく解説ですんで間違いがあった場合は”笑って”許してください。

2007.6.30-7.1 Okinawa Iriomote

 

研究者の方へ:コメントありましたら是非お教え下さい