メゾン・ラフィットは、パリ北西約20kmにあります。
整然と手入れされた街路樹に花壇、通り沿いに並ぶ一戸建住宅・・・かなりの高級住宅地です。
古くからフランス有数の馬の町として知られ、現在も町の東部には競馬場やいくつもの馬場が点
在しています。また20世紀のマルチ・タレント、ジャン・コクトーもこの町で生まれています。
鉄道駅を出てすぐのところに観光案内所があるので、まずは地図をもらいましょう。
目抜き通りが町をまっすぐ東西に貫いているので、道に迷う心配もなくとても歩きやすい町です。

メゾン・ラフィットには、すてきな城館があります。
1646年、ヴェルサイユ宮殿を手がけた建築家マンサールによって改築されたロングヴィル家の城館Chateau de Maisonsがそれです。
18世紀にはルイ16世の弟アルトア伯(シャルル10世)の所有となり、革命後数代の所有者を経て、城館は1905年国に寄贈され現
在に至ります。時の権力者達にもゆかりが深く、ルイ14世、ルイ16世夫妻、ナポレオン等が滞在しました。


城館裏手から

ルイ14世の寝室、舞踏の間等、数々の豪華な部屋が公開されています。
部屋の主だった調度品には、製作者や様式の書かれたプレートがつけられていて、初心者にも親切です。
パリからの交通の便もよく、規模もさほど大きくないため、手軽に見学できる城館としてお奨めです。


舞踏の間


ルイ14世の寝室


玄関の階段


旧・王妃の寝室

1990年には、建物地下に競走馬博物館が併設され、馬具等が展示されています。
歴代城主達は、町に厩舎を増築したり、自らの名前を冠したレースを開催したりと大変な馬好きだったそうです。
 
アクセス: SNCF、またはRERのA3号線 Maison-Laffitte下車。城館は駅から徒歩15分位。