19世紀のパリ大改造計画から外れたマレ地区には、狭い路地に18世紀の貴族の館が点在しています。その多くは美術館・博物館として一般公開されています。贅をつくした建物とユニークな展示物の組合わせは個性的です。ぜひ散策の途中で立ち寄ってみてください。
  (注:マレは3区、4区にまたがっています。4区もご覧ください)

access:Metro1号線 St-Paul、 Bastille等


貴族の館

カルナヴァレ博物館 Hôtel Carnavalet et Hôtel St-Fargeau
通称カルナヴァレ館。カルナヴァレ館ととサン・ファルギュー館の2つの建物に、古代から20世紀初頭までのパリの資料が展示されています。
館内は、ガリア-ローマ、中世、16世紀、17世紀とセヴィニエ夫人、18世紀、フランス革命、19世紀、20世紀初頭の8つのエリアに分かれていて、各部屋には、その時代の調度品・絵画などが詳しく展示されています。特にフランス革命のエリアには、王家や革命家の人々の日用品なども展示されています。
また花が美しい中庭もすてきですよ。






18世紀の部屋


17世紀の部屋

 

フランス歴史博物館 Hôtel de Soubise

通称スービーズ館。17世紀初頭のロココ風内装が美しい建物です。歴史上の人物の手稿とロココ様式の室内を公開しています。
ボロボロの羊皮紙に書かれた中世の書簡には驚きました。







 

国立古文書館 Hôtel de Rohan
通称ロアン館。18世紀の首飾り事件で有名なロアン枢機卿の一族の邸宅でした。
年に数回のみ一般公開。、2005年夏にフランス歴史博物館が一時移転していた際に、内部を見学することができました。





狩猟博物館 Hôtel de Guenegaud

通称ゲネゴー館。館内は猟銃と剥製のオンパレードです。特に壁いっぱい剥製だけが飾ってある部屋には驚きますよ。



ピカソ美術館 Hôtel Sale

通称サレ館。国に遺贈されたピカソの作品を展示。装飾を省いたむき出しの壁にピカソの作品が映えます。





コニャック・ジェイ博物館 Hôtel Donon

通称ドノン館。百貨店サマリテーヌ(現在休業中)の創設者コニャック・ジェイ夫妻が収集した18世紀の調度品・絵画を展示。
屋根裏まで上がると、木組みの梁まで見ることができます。また建物裏手にはかわいらしい庭があります。



ユダヤ歴史博物館 Hôtel de Saint-Aignan

残念ながら、まだ中を見学したことはありません。いつかぜひ。




北マレ

観光客でにぎわうマレですが、さすがにこの辺りまで来ると地元の人の生活圏となり、のんびりした空気に変わります。こういう雰囲気の地区に入ると、リラックスできます。

国立工芸博物館

サン=マルタン=デ=シャン教会の修道院の建物を使って、国立工芸院の付属博物館として公開しています。創設はなん1794年!
器具、物質、建築、通信、エネルギー、機械、輸送の7つのカテゴリー別に、機械の発展の歴史を展示。こういった分野は一見とっつきにくそうですが、ガレのガラス製品やAIBOなども見ることができ、誰にでも親しみやすい構成になっていて、実はかなり楽しかったりします。




自転車の歴史が一目瞭然ですね。


飛行機の父クレマン・アデール設計の「アヴィオン3号」
階段ホールに吊られています。


礼拝堂には、飛行機と自動車が展示されています。

中華街

地下鉄Arts et Metirs近辺には小さい中華街があるため、東洋系の人を多く見かけます。タンプル公園では、孫を遊ばせているおじいちゃん、おばあちゃんが多く、日本と似た雰囲気でどことなく落ち着きます。

Marche Des Enfant Rouge

パリ最古の常設市場だそうです。小さいですが、イタリアンや和食屋さんなどが出店していて、にぎやかです。